流体の性質



図1は、流体の底に平壁があり、距離hのところに平行の板がある、もし、その板は右に

Vで移すとすると、流体の分子は青い矢印のように移動する。下の壁は分子を引いて

いるから、各分子間も互いに引き合って、ですから、平壁に近づくにつれて速度がおそく

なる。壁際では速度0、板際ではVとなる。速度差が起こる原因は流体の粘性と言え


速度の分布



流体の性質によると、図2は、流体(空気)が車の表面に流れるから観て車の表面は平

壁と思える。表面に近づくと、流体の分子は粘性のために速度が減って、0になる。言い

換えて、流体は車の表面摩擦の影響を受けて速度が減ることになる。ここまで、空気抵

抗の一つ要素がわかった。

境界層



もっと詳しく言えば、速度の分布が変わらないわけではない、ここで流体分子の速度は

板に遠くつれて速くなる。分子の速度と流れ速度V∞と同じになると、この範囲内は境界

層と呼ばれてる。境界層の厚み(速度分布の範囲)は板の長さにつれて大きくなる。車

の場合は時速100km時、車の前部は何mmくらい厚さが、後に向いて流れると、何cm

の厚さになることがある。厚い境界層はもっと多く粘性表面摩擦が生成する可能です。


もし、流体分子は平均速度の方向(平行)のように流れたら、層流と呼ばれて、でも同じく

平均速度で流体分子は瞬間に方向を変わることもある。この時、乱流と呼ばれている。長

さにつれて層流から過渡期で分子は擾乱られて、分子間の衝突が始まる。その間はエネ

ルギが失って、乱流になる。



レイノルズ数と剥離現象

層流と乱流の差は単に長さ(流体移動の距離)だけではない、実験によると、流れの速度、

流体の性質(密度、粘度)にも関係がある。だから、層流と乱流の区別ために一つ係数を

導き出した。レイノルズ数を呼ぶ
Re = ρVL/μ(ρ:密度、V:流れの速度、L:長さ

μ:粘度係数)。


図4は、円柱周りの流れの速度分布式によって、V = 2V0sinθから見ると、θ角度が大き

くなるにつれて、速度も増えていく、A点についたら(θ=90)最大速度になる。しかも、

A点からB点まで、逆に速度が減っていくわけ、速度と圧力は反比例から、VA>VB => PA<PB

圧力は高いほうから低いほうに流れる、逆流になってしまって、流れが壁から離れてしまう

現象は剥離と呼ばれる。剥離の影響かというと、前の圧力は後ろの圧力よりおおきかったら

進めを阻まれて、抗力が生じる。まだ、非対称の物が前後の圧力差があるだけではなく、上

下も
圧力差がある時、揚力も生じる)。これは今後から空気動力効率の研究で最もポイント

である。


圧力分布




流れの速度分布によって、各点の圧力はベルヌイ定理を用いて

P+1/2
ρV02 = P + 1/2ρV02

P - P0 = 1/2 ρV02 (1-V2/V02)

Cp = (P - P0 / 1/2 ρV02) = (1-V2/V02)

動圧( 1/2 ρV02)流れの圧力の基準値とみなすと、Cp は圧力と基準圧の比、圧力

係数という。図5、車の形で測定した表面の圧力係数分布。圧力の変化から見ると、どこ

で剥離しやすい、前後の圧差(抗力)、上下の圧差(揚力)もわかるようになる。あと一つ

は圧力分布を用いて、クーラーの入出口の位置がどこで設けたほかいいかわかた。


抗力、揚力

車の空気力学は二つ力よく討論されている。一つは垂直方向の圧力もう一つは平行方

向のせん断力(粘性)、前の話から言うと、この二つ力は抗力、揚力を生じるけ原因だ。

まだ、横の風が強かったら、車にとってもう一つ横の方向から力を作用する。でも、レース

カーの速度が速いから、横からの影響が無視してもかまわない。抗力はただ空気からだ

けてはない、様々なところから生じてくるから、例えば、 

1.表面摩擦
2.冷却抵抗
3.空気の剥離
4.揚力のため増加した抗力
5.走行抵抗
6.その他


冷却抵抗は空気が冷却器に流れたエネルギの損失。その他は影響はあまり大きくない。

例えば、窓が開けると、抗力も若干増える。走行抵抗は道路ころがり摩擦抵抗、でも、抵

抗力は速度につれて変わるわけではない。揚力のため増加した抗力については後のウィ

ングの研究で詳しく説明する。上述の空気の剥離は主に抗力を生じる原因だ。抗力の大

きさがわかっ欲しいから、色々な風洞実験が行われている。試作した1/20或いは1/4模

型は実験で得た抗力テーダと実車の抗力の間どのくらい差があるか?比較しにくいから、


D = CD1/2ρV2A

(D:抵抗、CD:抵抗係数、1/2ρV2:動圧、A:面積)

流速Vの流れが止まった時の圧力上昇分は1/2ρV2
,流れ直角な面積はA。

この面積の流れがとまったとした時の力が1/2ρV2である。抵抗はこの力の何倍かと

言う係数で表す。この係数CDは抵抗係数という。この抵抗係数を用いて、各違う条件

下行う実験結果と比較すことができる。



結論

どうやって車にもっと速度が出せるか?方法は沢山ある。例えばエンジンのパワーを上

げる、ボディーの軽量化、抵抗の減少等。速度が速ければ速いほど空気動力効率の重

要性が高くなる。究極のレースの世界で、だた速度をのみならず、車の全体のバランス

を取るのは非常に大切なことである。固定なパワー、車重が決まった後aeroパーツを精

密の調整するによって様々なコーナで攻略する。速度を追求する人たちはまず空気力

学の大切さを認識しなければならないと思います。